大分合同新聞納涼花火シリーズ2019

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別府市に無人営業ホテル ICT活用、大分県内で初めて

 西日本を中心に宿泊施設を運営する「リクリエ」(福岡市)は、別府市田の湯町に無人スマートホテル「グランドベース別府駅前」をオープンした。ICT(情報通信技術)を活用し、タブレット端末を使った専用のチェックインシステムで入室する。県によると、県内の旅館・ホテルで無人営業をするのは初めて。
 鉄骨2階の6室で、6人用(57平方メートル)と4人用(30平方メートル)の2タイプがある。「暮らすように旅をする」をコンセプトにしており、ベッドやリビング、キッチン用品、洗濯機を全ての部屋に備えている。4人用が1人3500円から、6人用が1人4千円から。主に国内のファミリー層や海外のグループ客の利用を想定し、5月にオープンした。
 ホテル内にあるタブレット端末に、予約の際に届くIDや宿泊者の名前、住所などの個人情報を入力してチェックインする。完了すると表示される暗証番号を使って各部屋に入室できる仕組み。部屋に設置しているタブレット端末やスマートフォンを使って常時、管理会社(福岡市)と連絡が取れ、緊急時は連携会社が対応する。
 旅館業法でホテルや旅館はフロント設置が義務づけられていた。2018年の法改正で▽緊急時に駆け付けられる体制整備▽宿泊者名簿の正確な記載▽鍵の適切な受け渡し―などができることを条件に無人運営が可能になった。
 同社が展開する無人ホテルは九州で3カ所目。中西孝行代表取締役は「無人ホテルは、人件費の削減や人手不足対策にもなる。今後も新たな施設を開設していきたい」と話している。
※この記事は、6月21日大分合同新聞朝刊5ページに掲載されています。
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