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自分の思いを投稿 誰かに伝える楽しさ知る

社会とつながる 2019新聞週間(上)

 津久見市上青江の農業仲尾憲二さん(74)の朝は早い。まだ暗い午前4時すぎに布団を抜け出すと、その足で郵便受けに向かう。
 「きょうはどんな記事が載っているかな」。居間の椅子に腰掛け、大分合同新聞の朝刊を広げる。石灰石の採掘などに携わっていた会社員の頃から変わらない習慣だ。
 欠かさずチェックするのは、地元の記事が掲載されるローカル面。「祭りや子どもたちの活動など、小さな行事もくまなく取材しているのが地元紙の醍醐味。知り合いを見つければ、載っちょったな、と連絡する楽しみもある」と話す。
 毎日、1時間ほどかけて隅々まで読み込む。「休刊日になると手持ちぶさたになってさみしそうにしている」と妻和子さん(76)。
 読むだけではない。自分の考えや思いを書き、「読者の声」に投稿することも楽しみの一つ。10年前、近所の人の投稿を見て「自分も書いてみよう」と一念発起した。ミカン栽培や夫婦の日課にしている朝のウオーキングで気づいたことなどを寄せている。「誰かに伝える楽しさを知った。日常がネタ探し。まるで記者みたいじゃな」
 8月28日付で掲載された投稿では、夕刊1面の「気象歳時記」を農作業や日常生活に生かしていることをつづった。
 投稿を続けることで出会いも生まれている。初対面の人に「仲尾です」と名乗ると、「投稿している仲尾さんですか?」と尋ねられることも多いという。
 「いつも良い文章を書かれますね、と褒められるとやりがいになる。新聞は生活の一部」とほほ笑んだ。

 15~21日は新聞週間。地域の話題や事件事故、政治、経済、スポーツ、文化などさまざまな分野の新聞記事を通じて社会とつながり、日々の生活に生かしている人たちを紹介する。
※この記事は、10月16日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。
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